1. |
untitled
05:14
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「そろそろふざけてる歳でもない」って言いながら みんな
一人二人三人 ストロボの地下室から消えた。
夜に這い出して 騒がしい部屋で
寂しくないとわらった。
それでも
ロックンロールは夜を連れ去って目の前を全速力であたしのこと、置き去りにしてった。
悲しくてうまくわらえない
太陽昇ればパーティーは終わる そんなの、知ってる。
一人二人三人 爆音の地下室から消えた。
朝に晒されて ぼろぼろのからだで
「まだ足りない」とわらった。
それでも
ロックンロールは夜を連れ去って目の前を全速力であたしのこと、置き去りにしてった。
ロックンロールは夜を連れ去って目の前を全速力であたしのこと、置き去りにしてった。
仲間たちは、ぶら下げる。
ギリギリを。
「終わりかけ」を。
気付かないように耳と目をふさいだ。
置いてかないで
あたしも連れてって。
それでも
ロックンロールは夜を連れて逃げた。
あたしに残ったのは
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2. |
mushi
05:14
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雨が上がったら、
だぁれも居ない児童公園のキリンの滑り台の上に
こっそりね、
あんたを愛してる
って、書く。
真夜中に、
光るむしが飛ぶという、
小さな公園よ。
だって、
方法をしらないの。
涙乾いたら、
だぁれも居ない児童公園のキリンの滑り台の上で
こっそりね、
あんたを愛してる、
って、言う。
真夜中に、
光るむしが飛ぶという、
小さな公園で
ひとりきり、
キリンの滑り台の上にあたしを見つけたら
知らんぷりして。
こっそりね、
あたしを愛してたって言って。
あたしのこと愛してたって
言って。
それは、通り過ぎるだけの優しさ。
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